飯山線乗車記 前編!



もうすぐ春という3月後半。
親父が言った一言「飯山線に乗りに行かない?」


飯山線といえば、冬は運休が多く、雪深い地域を走ることで有名です。
そんな飯山線が春を迎える前に、今年最後の雪見へと走る。


今回はそんな乗車記です。


(前編は、途中の長野駅までの行程です。)



 
相模線は朝一番!橋本へ向かいます。
遠くへ行くときはおなじみの原当麻5:19の橋本行きへ。
休日の始発は残念ながらガラガラです。
上溝付近からは結構乗ってきたりすけど・・・。


写真がダメダメなのはご愛嬌。




橋本から横浜線で八王子へ。
こちらはまずまずの乗車率。


傾いている上にぶれている?そこもご愛嬌。



八王子から中央線で高尾へ。
何気に高尾方面へ行くのは久々だったり・・・。
中央線は高尾までがE233系天国で、高尾から先は、今のところ115系天国になっています。



 
つぎの電車まで時間があるので朝食を購入するために駅の外へ。
JR側の出口はこのように和風(?)なオーラを出しています。
逆に京王側はいかにも近代的な感じの駅舎になっています。


駅の看板に京王も入っているところが細かいw




高尾から中央線で岡谷へ。
ここから115系天国が始まります。
今回は、飯山線代表とするキハ110系のほかに、115系にも結構お世話になります。
岡谷までは約3時間の長時間乗車です・・・。


ちなみにこの高尾6:14発の松本行きは、途中で(臨時のぞく)特急に抜かれることがない列車で、待ち時間なく松本方面に向かうことができます。



知っている人は知っているw
藤野駅周辺から見られる、「緑のラブレター」という芸術作品です。
ここ神奈川県相模原市藤野町は芸術家が多く、町のあちらこちらに作品があることが特徴で、この「緑のラブレター」もその一つです。



 
高尾から1時間半。甲府に到着です。
ここまでずっと寝ていました・・・。
前にここを訪れたときには身延線に乗り換えたものですが、今回はこのまま中央線を進みます。


クロスシートとはいえ、さすがに疲れてきます。
しかも座る大勢が悪かったのか、お尻が痛くなってしまいました・・・。


岡谷はまだまだ先。
まだ半分来たまでです。




長野に近づくにつれ、中央線も高度をあげていきます。
甲府盆地の家々を眼下に、景色も変わってきます。




小淵沢駅に到着です。
ここでは鉄道で日本一標高の高いことで称される小海線が分岐しています。
また、ハイブリット気動車が世界で最初に採用(?)された路線でもあり、脚光を浴びています。


ここ、特急も止まる主要駅なのですが、規模はそこまで大きくありません。




高尾から約3時間。
ようやく岡谷に到着です・・・。
長かった・・・そしてお尻が痛い・・・orz


そういえば、長野まで行くのに何故松本まで乗りとおさないの?
とおもった人もいるのではないでしょうか?
実は、ここで飯田線からの直通の普通「みすず」長野行きが岡谷を先発するからです。
つまり、松本、篠ノ井方面へは「みすず」が先着となるわけです。
車両は東海の車両です。
まさか長野に行くのに東海車両に乗ることになろうとは・・・。




岡谷から中央・篠ノ井線「みすず」で長野へ。
飯田線からの直通と聞いて、119系を想像しましたが、上の写真の奥に映っているように、東海版E231系こと313系でした。




そして日本三大車窓の一つである姨捨駅へ!
まさか東海車両でこの場に訪れるとは考えていませんでした・・・。
考えてみると、篠ノ井線は東海の特急しか走っていないんですけどね。
・・・篠ノ井線は本当に東の管轄内なのか・・・?




そういえば313系のちゃんとした写真を撮っていませんでした。
せっかくですからパシャリといきましょうw
この車両、転換クロスつきの車両で、なかなか快適です。
313系といえば、静岡のロング帝国を真っ先に思い浮かべますから・・・。




イスが線路側ではなく、景色側を向いていますww
当日は天気がそこまでよくなく、スモックがかかっているようになっていました・・・。


必ず晴れた日にリベンジに来るからな!
まってろよ、姨捨!!!




姨捨のもう一つの特徴はスイッチバックです。
本線に戻るためにスイッチバックをするのですが、なんとビックリ!
運転士さんは運転席を離れることなく、実質後ろを向きながら運転しているのです!
これには驚きでした・・・。
箱根登山鉄道見たいに運転席を移動とかしないんか・・・?


それにしても、この車両(313系)はワンマスコンだからいいけど、ツーマスコン115系だったらどうするんだろう・・・。さすがにこんな風にできるとは思えないし・・・。




原当麻からはや4時間半。
ついに長野に到着です!
何回も言いますが、長野に東海車両で来るとは考えていませんでした・・・。
でも、ボロ年季の入った115系よりは乗りごこちがずっといいですけどね。


っていうか、これ折り返しの快速「みすず」になるようで、天竜峡まで行くようです・・・。
長旅の繰り返し、本当にご苦労様です・・・。→313系さん。


さて、本番はこれから!
このあと、修善寺におまいりに行ったあと、飯山線の車両に乗り込むことになります!





後編へ続く・・・。