青森帰省2日目(09/12/30)
[はじめに]今回は、外気温の低迷により、窓が曇り大変見ずらい写真が多くなっていますのでご承知ください。
今回は、実家のある五能線沿いからいったん離れ、車で40分ほどのところにある、浪岡駅から出発です。
理由は単なる乗り遅れですけど・・・。
いや〜車って便利ね。
奥羽線快速『深浦』 浪岡〜青森
一日一往復しかない、五能線の川辺以北へ直通する列車です。
自分も初乗車だったので、とても新鮮でした。
幾度か対向列車との待ち合わせをかねて、何回か停車をしました。
ですが、ちゃんとした停車駅は津軽新城のみです。(あと浪岡ね)
余談ですが、奥羽線内は結構飛ばすんですね・・・。
普段ローカル線でしかキハ40系に乗らないので、ここまで飛ばせるとは知りませんでした・・・w
東北・大湊線快速『しもきた』 青森〜大湊
乗ってきた『深浦』と、『しもきた』は3分で接続する接続ギリギリ列車です。
写真もそこそこにとっとと乗車します。
この列車乗って驚いたことが二つありました。
ひとつは、大湊線標準車両(?)であるキハ100系ではなく、キハ48系だったこと。
もうひとつは、思っていた以上に大量の人が乗っていたことでしょうか。
この快速は、特急の補助的な意味も持っているので重要視されているのでしょう。
果たしてコイツは青い森鉄道になった後も残るでしょうか?
東北線は先日に乗っているので、野辺地まではずっと寝ていました・・・。
ここからは進行方向が変わり、大湊線に直通します。
快速『しもきた』の特徴は容赦ない停車駅の少なさです。
大湊線内の停車駅は、野辺地を出ると陸奥横浜(横浜に少し親近感w)と下北にしか止まらないというほぼ住民無視途中駅超閑散状態となっています・・・。
ということで一区間30分以上かけて運転されます。
しばらく走っていると、海が見えてきました。
晴れていれば美しい光景が広がっていたのかもしれませんが、残念ながらほぼ吹雪の中走行します。
携帯はなぜか圏外でした・・・。
浪岡から約2時間。
ついに念願(?)だった大湊にやってきました!
ではここからとんぼ返りしたのか?
そんなわけありません。
ソコは旅鉄もどきポリシー。
ただこの後、この旅のなかで一番過酷なことになろうとは思いもよりませんでした・・・。
さて、大湊までやってきたのはいいですが、ここからどうするかは未定でした。
そこで親父と相談したところ、距離的にはソコまで離れていない下北まで歩いて歩いてみることにしました。
ただその選択がこの後いろいろくろ苦労することになろうとは・・・。
さて歩き始めます。
ですが道にはご覧のとおり雪が積もっています。
車道には雪はソコまで積もってはいませんが、歩道には大量な雪が積もっています。
しかも自分は普通のスニーカーをはいてきてしまったので、くつに雪が入るわ、靴紐はすぐ解けるは、何回も滑って転ぶわ・・・。
とても大変でしたorz
しかも手袋もないし、自分は喘息持ちなので喉はやられるわで・・・。
最悪といえば最悪でした・・・。
大変な道のりですが、ところどころにご覧のような光景も目に入り、楽しかったといえば楽しかったです。
左の写真の一番手前の橋は、本当の木で作られた橋でした。
ちょっといってみたのですが、結構な年月がたっていそうな茶色がかったレトロな感じの橋でした。
右の写真は、なんとなく桜が咲いているように見えませんか?w
歩いているとなぞのドームがありました。
大湊から約50分ほどでこの大きな橋にでます(名前記憶から消失)。
この橋を渡れば下北駅まではあと少しです。
疲れた・・・orz
大湊から約1時間。
お隣の下北駅まで歩いてきました。
最近立替られたらしく、駅舎のなかは新品の香りがしました。
下北駅といえば、下北交通大畑線の起点があったところですが、駅舎の立替が行われた際に、完全に消失してしまったようです。
ちょっと捜索してみましたが、残念ながら何も発見できませんでした・・・。
駅前広場にはモニュメントが。
駅前通りです。
下北駅は、むつ市の中心から離れているため、一歩でると閑散としてしまっています。
それでも中心街へのバスの本数はかなり少なめですけど。
大湊線快速『しもきた』 下北〜大湊
せっかくのフリー切符ですので、大湊へ行ってから折り返そうってことにしました。
この列車も、行きどうように混雑していました。
約5分ほどで大湊に到着です。
さっき1時間歩いたところを5分で駆け抜けられると少し「がーん・・・」ってなります・・・w
おや・・・もしかして左にいるのは・・・。
『きらきらみちのく』じゃないですか〜!
どうやら自分の乗る『しもきた』の一本前に走っていたようです。
自分は今まで見たことが無かったので、結構感動(?)しました。
コイツもいつかは乗ってみたいものです。
飛びますが、野辺地に到着です。
すみません。大湊から爆睡してしまいまして、気づいたら野辺地到着でした・・・。
ここではなんと(臨時含めて)3本も特急の待ち合わせをします。
ちなみに一本前の特急は浅虫温泉に停車しないので、こっちに乗り換えるひとも少なからずみられました。
奥羽線普通 青森〜川辺
さて、今回の最後の写真です。
奥羽線にのり変え、川辺で五能線に乗りかえ、五所川原まで乗車し、最後にはおじい様が迎えに来ていただきました。
今回は初めての大湊線乗車と、初めての雪歩きをしと、初めてづくしの充実した旅となりました。
2010年の12月までに、もう一度訪れたいものです。