青森帰省3日目(10/01/02~03)


  


『3日目』とありますが、2日に渡って日を越します。
さらに『旅行記』といいますが、完全に今日は帰宅の様子の紹介。となります・・・。


とりあえず3日目はまたまた車で弘前駅までやってきました。
弘前には数回訪れたことがありますが、新駅舎誕生から5年もたつんだなぁと。
何故夜に撮影しているのかはあとでわかりますww




こちらを見れば一目瞭然!
乗るのは下の段に表示されている寝台特急「あけぼの」です。


本当は翌日の新幹線でのんびり帰宅する予定でしたが指定が取れず、奇跡的に1席だけ残っていた「あけぼの」で帰宅するという、ある意味での予定変更によってこの行程が実現しました。




「あけぼの」到着の5分前には八戸方面へ向けて「つがる」98号が運転されますが、これに接続する「はやて」98号は仙台止まりとなってしまいます。
実質今から東京へ向かうには「あけぼの」を使うか、駅前のホテルやらで一夜を明かすしかありません。



  


この日は大きな寒波が訪れており、奥羽線やこれから通る羽越線には大雪による運休の情報が続々と入ってきていました。
ちなみに前日の「あけぼの」は運休をしていたため、今日は本当に大丈夫だろうか心配でたまりませんでした。


ごらんのとおり普通列車の前面(正確には最後尾ですけど)にはびっしりと雪が。
テールライトが隠れてしまうため、車掌さんが雪を払っているという場面にも遭遇しました。



奥羽線羽越線上越線高崎線特急「あけぼの」 弘前〜上野



今回の最後のメイン。寝台特急「あけぼの」です!(ぶれていますが・・・orz)
弘前での停車時間は1分ほどとわずか。
撮影もいいほどにすばやく乗車します。




さて今年も楽しい思い出を残した青森を去ります。
後はずっと乗って東京に帰るだけです。




さて車内探索といきましょうw
自分は、「あけぼの」に乗るのは3回目なのですが、ちゃんとした車内探索にでたことがありませんでした。
今回は写真を撮りながらじっくり見て行こうと思います。


写真は自分が指定された寝台です。
自分のもっている切符は個室のソロも取れる切符でしたが、すでに満席だということだったのでB寝台になりました。
こちらでも、流行の「ゴロンとシート」なんかよりずっと贅沢ですけど・・・w
ここからは写真の紹介だけ。




こういう表記があるのも開放型寝台ならでは。



B寝台廊下。



  


B寝台個室ソロ車両の廊下。



  


B寝台個室ソロ 左:下個室 右:上個室




A寝台個室シングルデラックス車両廊下。
(室内の写真はさすがに恐れ多いので撮影しませんでした・・・。)



  



「あけぼの」は青森、秋田県内ではこまめに停車していきます。
大館では、かなりの乗車があり、ほとんどすべての寝台が埋まったようです。
大館は、青森駅秋田駅のちょうど真ん中辺りにあるので、特急の必要性は高いようです。





線路上はかなり雪が積もっているようです。
現時点で「あけぼの」は約10分ほど遅れを持って運転されていました。
果たして定刻どおりに上野に到着するのか多少心配になってきました。



  



少しずつ遅れていきながら(ぇ)どんどん南下していきます。
「あけぼの」は引き続きちょくちょく停車をしてお客様を拾っていきます。





(新幹線しか映っていませんが)秋田に到着です。
ここまでに遅れは15分以上に増加してしまいました。
停車時間が結構用意されている秋田駅ですが、乗務員交換後にはとっとと発車。
果たして遅れは取り戻せるのでしょうかね・・・。


自分は秋田を出てすぐに寝ました。
昔は寝ないですごしていたものですが、今では寝台で寝るという楽しみが多くなり、すぐに寝るようになってしまいました。(それがフツーとかいわない)


それでは皆様おやすみなさい。






おはようございます。
大宮20分前のおはよう放送で目が覚めました。
北東北で生じた遅れは見事に回復し、定刻どおり走っていました!


大宮から上野までは40分ほど。
短い時間を自席に寝転びながら楽しみます。
写真は川口付近を通過中です。(ブレブレですけど・・・。)




さて、約12時間に及ぶ大行程をおえ、上野に到着です。
ただこの場に及んで駅表示を撮影し忘れるという大失態・・・orz


変わりに生活感あふれる自席を再び撮影。




先頭車へとやってきました。
前年の改正で「あけぼの」は機関車を長岡駅でEF81系からEF64系に取り替えるようになりました。
というわけで昨日の写真とは機関車が違うのです。


こちら側のHMは雪で完全に隠れてしまっていますが・・・。



  



客車との連結部分のHMはちゃんと顔を見せていました。


ちなみに、「あけぼの」を撮影しようとかなりの人が訪れていました。
今回(2010年3月)の改正では生き残った「あけぼの」。
果たしていつまで生きていられるのでしょうか・・・。





こちらの「北陸」の文字は3月には見納めとなります・・・。




上野駅13番線は地下ホームゆえにかなり暗くなっていて、側幕を撮影するにも相当な苦労・・・。
この写真は露出を相当下げて撮影しているため、真っ暗になってしまいます・・・。




特急料金のみで乗車できることで知られる「ゴロンとシート」です。
正月、お盆休みなど中心に予約で取れないことで知られています。


考えてみると「あけぼの」は、「ゴロンとシート」やフリー切符と提携してB寝台の切符が取れるという、比較的利用しやすいようにJRがしているような気がします。
これにたいして「北陸」はこのようなサービスは聞いたことがありません。
このサービスの格差によって、今回の改正での生き残りが左右されてしまったのではないでしょうか・・・。



  



最後部までやってきました。
雪がびっしりかと思いましたがソコまでではなかったので少し拍子抜け。
まあしょうがないかもしれませんが・・・。
HM(?)を撮影のため、またまた露出を下げて撮影しているため写真が暗くなっています。



  



ここまでのパートナーとのお別れです。
ちゃんと見えなくなるまで見送りました(ぇ)


続々と消えていっているしブルートレイン・・・。
少しでも長く生きていてほしいものです。



  



13番ホーム。
だいぶブルトレの表示も少なくなってしまいました・・・。


っていうか、「北陸」と「あけぼの」の表示をシールにしているというのはどういうことだ!(怒



京浜東北線各駅停車 上野〜神田



さて、あとは自宅へと向けてとっとと帰るだけです。
京浜東北で神田へ。
とくにコメントもありません。



中央線快速 神田〜新宿



飛びますが、新宿到着です。
新宿からは、小田急線に乗り換えます。




小田急線特急「はこね」 新宿〜町田



本日最後に乗車する小田急線。
せっかくなので贅沢してロマンスカーにしちゃいましたw


乗車するのは小田急10000型HISEです。
コイツの仲間がいま長野電鉄線で走っています。





指定されたのはなんと展望車の一番前!(狙ったんだけどねww)
最後の最後に楽しい時間をすごすことが出来ました。
以下は先頭からの車窓です。
写真だけの紹介となります。(面倒くさいから)





小田急8000型。






小田急3000型。×2





展望車の先輩、小田急7000型LSE






期待の新星、(?)小田急4000型。






小田急5000型。






多摩川を渡っている最中、太陽によって川が反射していてとても美しい光景が見られました。






東京メトロ6000系






登戸〜向ヶ丘遊園間は珍しい複線+のぼり副本線という3線になっています。






新百合ヶ丘では、左から3000型、4000型、3000型、5000型、3000型が並んでいます。
これも支線分岐駅ならではの光景です。





新宿からわずか30分ほど。
町田に到着です。
久々の前面展望だったため、とても楽しかったです。
次は箱根まで乗りとおしたいものだ・・・。



小田急線各駅停車 町田〜相模大野



本日の(鉄道では)ラストランナーです。
たかが2,3分ですが、隣の相模大野まで向かいます。






ついに3日間の中、一番の行程が終了しました!
ここまで疲れた・・・。


ここからは、バスを使って自宅の最寄バス停まで行き、そのまま帰宅しました。


[あとがき]


今回の旅行記は、帰省ということですので、ソコまでの濃い内容では無かったと思いますがいかがでしたでしょうか?
大雪やら、初乗車やら、寝台やらで個人的にとても楽しめた帰省となりました。


さて次はどこへ行こうかな・・・。
期待がどんどん膨らんでいきます。

どんなに小さな旅行でも、大きな思い出や出会いを味わいたい。
そういう旅行をこれからしていきたいと思うような帰省でした。



それでは読んでいただいたみなさま、最後までお読みいただきまして、ありがとうございましたm(_ _)m